まるもの勉強日記。

実はSE目指してます。

「入門者のLinux」第七章

 

第七章「ユーザーと管理者」

 

UnixLinuxは一台で複数のヒトが使える。

コンピュータの使用権をアカウントといい、それにはユーザー名ユーザーIDが含まれている。

アカウントがなければ使わせてもらえません。

これらのユーザーの集まりをグループという。
中でも本命のグループを実効グループという。

 


 

ディレクトリやファイルの管理にはパーミッションという概念が必要。

ファイルの情報を見た時(ls)に、

[-rw-rw-r-- 1 marumo marumo 7 7月 22 12:27 ファイル名]

みたいな感じで出てくくる。

 

[marumo marumo]⇒[ファイルの所有者のユーザー名 所有グループ]
(全てのファイル、ディレクトリにある)

 

[-rw-rw-r--]⇒ここがパーミッションの仕組み!
パーミッションはそれぞれのっファイルやディレクトリに対してどのような操作を許可するのか定めること。

「r」=読み込み可能
「w」=書き込み可能
「x」=実行可能
     を表す。

[chmod -r output]...「r」をoutputファイルから剥奪=読み込み不可能

右の部分は、所有者(user)に対してのパーミッション
真ん中の部分は、所有グループ(group)に対してのパーミッション
左の部分は、その他のユーザー(other)に対してパーミッション

[chmod u+rw output]...user(所有者)のみ読み込みと書き込み可能

 


 

システム管理の作業に携わるユーザーを1人決め全権を委任する。
それを管理者という。
管理者はすべてのファイルやディレクトリのアクセス権を持つ。

管理者はrootというユーザー名をもつ。

管理者以外のユーザーを一般ユーザーと呼ぶ。

ユーザー追加やパスリセット、インストールなど、システムの根幹に何らかの変更を加えるにはrootにお願いする必要がある。

例えば、
[mkdir /test]...ルートディレクトリに「test」というファイルを作る

ルートディレクトリは一般ユーザーに書き込み許可がないので、ファイルを作ることができない。

その場合、
[sudo mkdir /test]...一時的に管理者として「test」というファイルを作れる

 


 

管理者の大事な仕事として、システムのアップデート、つまり更新作業がある。

アップデートはインターネットを介してディストリビューションリポジトリというサーバーに接続し最新パッケージをダウンロードする。

[sudo apt-get update]...アップデート内容確認

[sudo apt-get upgrade]...アップデート実行

アップデートはできるだけ頻繁に行うようにする。

 

ちなみにアップデートは、不具合を直し完成度を高めること。
バージョンアップは、新たな機能を追加したり従来の機能を削除したり使用法を変えたりすること。